管理の基本は細かくPDCA(計画、実行、チェック、対策)サイクルをまわす事しかありません。
そして、そのポイントは工事進行中に最終損益を予測できること!
工事が終わってしまって赤字が分かっても手が打てないからです。
それでも、もし最終的に赤字工事だったら・・・
なぜ、予算どおりに行かなかったのか、記録に残り、次に活かせる。そんなツールです。
・どの項目(工種)を
・どの取引先に、
・いつ、いくらで発注して、
・どの項目(工種)を
・いつ、いくら支払ったか
・現在の予算残は、粗利益は、予想される利益は、
手直し・手配漏れの額は、・・・・
工事が終わってしまう前に分かるので、
やりくり、交渉など対策を講じることが出来ます!
請負額や発注の検討が行なえます。
強い交渉力が得られます!
分割請求、未払金も漏れなく請求!
★よさん主任では工事台帳を中心に工事の予算管理を行います。
★運用はユーザー様で実行可能な管理の範囲に合わせて簡素化できます。
かんたん予算と工事台帳
予算管理・利益管理の初期導入にお薦めです。
自由構成予算と工事台帳
ちょっと高度な活用です。
損益を予測。支払見込の活用
予算の遣り繰り、
シミュレーションが行えます。
予算外工事の活用
工事後も有用な情報が得られます。
請求入金管理
予算管理・利益管理は入金まで。
確実に請求。
工事が実行予算どおりに行かないのは「トラブル」や「手戻り工事」、「手配漏れ/手待ち」などが主な原因です。ここでのポイントはそのような事態が発生した時に 『損益に及ぼす影響を早めに判断して、取引先や施主、元請と交渉を行ったり、他の発注への調整が行えるか』という点にあります。よさん主任ではこのような手戻り工事を「予算外工事」として入力して損益判断に反映できます。 また、工事の進行に合わせて確定処理を行って「支払見込額」を実際の注文金額、支払額に合わせる事で、より正確な予測が可能となっています。
★「支払見込」と確定処理の意味
①手配前のまだ何も金額を確定できない状況の支払見込は「支払見込=実行予算」となります。実行予算がそのまま支払見込となります。
②手配/施工が進んで注文金額を確定すると「支払見込=注文金額+注文外支払」となります(予算外工事があればその金額も支払見込に加算)。この意味は、注文した金額は基本的には全額支払う事になるので、この注文金額と注文外支払額の合計が支払見込になるということです。確定処理は工種単位で(明細レベルでも可)行えるので手配状況に応じて個別に確定ができます。そのため、手配、工事進捗に合わ
せて細かく確定を行うとより正確な予想利益が得られます。
③さらに工事が進んで実際の支払を確定できる状況になれば、「支払確定処理」を行うことで「支払見込=注文内支払+注文外支払」となり「よさん主任」により正確な粗利が表示されます。
④そして、すべての予算項目を支払確定すれば、支払見込は「支払見込=実際支払額」となり予想粗利は実際粗利と等しくなります。
実行予算を作成した後は、注文書発行がすべてのスタートです。
よさん主任の注文書発行機能は自由度が高く、金額や条件に集中して注文書を発行できます。
予算管理ソフトの入力処理で時間が掛かってコストアップしては意味がありません。
よさん主任では「一覧性が高くて簡単な支払入力画面」で効率良く操作・入力できます。
「よさん主任」では見たい項目を自由に選んで表示・印刷できる自由帳票機能を提供しています。そして、それらの印刷プレビューを 1クリックで表示して見ることが出来ます。この機能によって、見たいとき見たい内容を直ぐに表示して、『工事利益の今』 をチェックできます。それは的確な判断に繋がります。
工事台帳は予算管理の要です。ここにすべての情報が集約されています。工事完成後の記録としてはもちろん、工事中もチェック・報告用として利用できます。
工事施工単価表は「コスト比例要因」を使って、ある決められた範囲の工事の複合単価を逆算して表示した表です。この情報は工事中も有用ですが、工事完成後の施工単価表を蓄積・分析することで社内基準の設定や問題点の調査・改善、見積の妥当性チェックなど広範囲に利用できます。
【コスト比例要因とは】
従来から利用されている「坪単価」の概念を工種単位、さらにはもっと細かい工事単位にまで分割して適用したものです。
対象となる範囲の工事コストと大まかに比例する項目を見つけてその複合単価(施工単価)を逆算することで工事管理に役立てようとするものです。
コスト比例要因としては、所用日数、延べ床面積、屋根面積や内装面積などが考えられます。
※「コスト比例要因」は一般的には「コスト変動要因」や「コストドライバー」と同じ概念といえます。
実行予算管理指標は全社レベルで赤字工事の危険性をチェックするための帳票です。全工事の予算残見込額と率を表示します。時間が無いときでも素早く全体の状況をチェック出来る便利な帳票と言えます。
予算外工事一覧ではすべての予算外工事を表示します。この一覧表は、工事中においては全社レベルでの損益管理のチェック用に利用出来ます。そして、工事完成後は、なぜ、赤字工事になったかなどの実行結果の分析に活用でき、さらに、元請等との交渉材料としても利用できるデータとなります。
請求書の発行と分割入金の管理が行えます。
■入金入力は請求入金一覧表で効率よく行えます。また、銀行振込金額を入力するだけで、手数料や消費税を考慮した実入金額の計算を自動で行うことができます。